
「真夏のオリオン」を観ました。1945年8月、第二次世界大戦末期。。アメリカの駆逐艦と日本の潜水艦との戦い。。64年後、真夏のオリオンと書かれた楽譜がアメリカから届いたことがきっかけで、あの夏の出来事が静かに語られ始めます。2時間5分の作品です。
いつもほとんど予習しない状態で映画を見るのですが、戦争映画で、ほとんどが海の中、潜水艦の中なので、最初の戦闘シーンでは、専門用語がいっぱい飛び交って、初めて聞く言葉ばかりで、訳わからずにあたふたしました。。一番耳に残ったのが「メンタンブロー」で、何のこと?同じく専門用語が飛び交うオペシーンなんかを見てるような印象でした。
駆逐艦が潜水艦の上を通過するシーンにはハラハラさせられる。。ゴホゴホ…海の音とともにカーンカンカンーと響く有沢艦長のモールス信号。「有沢が教えてくれたんだ」。倉本艦長のつぶやき。回天搭乗員の、何度も志願してくる姿、その都度倉本艦長とのやりとりを見るとやっぱり辛かった。
どんな状況になっても、みんなに優しいまなざしをむける艦長。。艦長より年上の方達。特に機関長との信頼関係も素敵でした。
苦しい状況の中、最後の反撃に出る直前「生きて帰って、おいしい飯を腹いっぱい食いましょう…」。倉本艦長が穏やかに微笑みながら語る姿に、ものすごく伝わってくるものがあって、何度見ても胸の奥がジーンとします。。。
そして夜、星空の下で迎える終戦。。海上で向かい合い讃え合うシーンも感動します。言葉は違っても感情は共通。真っ先に浮かぶのはラスト近くのこのシーンです。
真夏のオリオンの楽譜で物語が始まったので、流れてる音楽や物語の中で聴こえてくるさまざまな音が印象的でした。すぐにサントラも購入しました。
戦争映画って、見てると辛くなるので、最近の戦争映画も見たことがありませんでした。戦争だから、傷ついたりする辛い場面も出てきたけれど、出てきた人たちに嫌な人が一人もいなかったのが印象的でした。敵の艦長も含めて、全員の姿が心に残ってます。。
簡単に命が奪われていくのが戦争なので、映画でもドキュメンタリーでも、見るのが辛くて、避けてしまいがちですが、あの時代に、こんな風に生きた人たちがいた事を描いているのが新鮮でした。。。
「真夏のオリオン」で見た予告。「アマルフィ 女神の報酬」「ごくせん」「BALLAD 名もなき恋のうた」などなどでした。。。
最近のコメント